女子プロレス「スターダム」の前ワールド王者・中野たむが、2月4日の大阪大会(エディオンアリーナ大阪第1競技場)で復帰することが決まった。昨年10月に左ヒザを負傷し長期欠場となり、同王座を返上。一時は引退を考えるほどのどん底を味わったが、1年間の功績が評価され「プロレス大賞」女子プロレス大賞を初受賞した。水森由菜と組み、白川未奈&月山和香と対戦する中野が、4か月ぶりの復帰戦へ胸中を激白した。
――復帰が決定した
中野 プロレスが怖いっていう気持ちもまだあります。でも(昨年12月29日)両国国技館と(8日)安城大会でごあいさつさせてもらって、ファンのみなさんや仲間たちにすごく勇気をもらったので、早く復帰したいと思って。年末年始、毎日トレーニングしてました。当日はスターダムの13周年大会。復帰戦に間に合うようにしっかりプロレスと向き合いたいと思ってます。
――左ヒザの調子は
中野 寒いと痛みます。でも、基礎体力はだいぶ取り戻しました。明日もゆなもん(水森)に手伝ってもらってリング練習してきます。これからはいかにケガと付き合っていくかも重要だと思うので、今までと違った中野たむをみなさんにお見せできたらいいなと思ってます。新技開発なんかもしていきたい。
――両国大会では2か月半ぶりに公の場に登場
中野 本当に皆さんの声援が温かくて、改めてスターダムが私にとってすごく大切な場所なんだなって感じました。欠場してからプロレスの映像を見るのも怖くて見ていなかったので、あの日2か月半ぶりにプロレスの試合を見たんです。欠場中いろんなドラマを見たけど、どんなドラマよりも、生の人生ドラマがこのリングにあるなって感じて。プロレスがやっぱり好きだなって思いました。でも、私がやるはずだった赤いベルト(ワールド)の王座戦。そこに私がいないことが悔しかった…。だから余計に復帰したい気持ちが強くなりました。
――新王者の舞華については
中野 貫禄があって、赤いベルトよく似合ってた。まあ、たむの次だけどね(笑い)。あの日ベルトを取った舞華が試合後のマイクで、対戦したい相手に私の名前を挙げてくれた。私は「早く戻ってきて私と戦えよ」っていう彼女なりのエールだったのかなと受け取りました。でも、たむの名前を出したこと、そのうち後悔すると思います。
――コズミック・エンジェルズ(CA)に属する安納サオリもワンダー王座を獲得した
中野 本当にうれしかった! 所属じゃない選手が白いベルト(ワンダー王座)を取ったのは、近年まれに見ることではないでしょうか。サンタナ・ギャレット以来約8年ぶり? 本当にすごい。サオリちゃんは、たむとなつぽいが欠場してから「CA壊滅の危機だとはちょっとも思ってないから、絶対大丈夫」ってずっと言ってくれてCAを守り続けてくれた。本当に感謝してます。
――安納から王座戦での対戦を熱望された
中野 たむもずっと戦いたかった。本当は赤いベルトかけてやりたかったんです。サオリちゃんは私のデビュー戦の相手でもあったし、今まで1回も勝ててない。お互いどんだけ強くなったか、試したいですね。
――おととしCAを離れたウナギ・サヤカは自主興行を成功させた
中野 心の底からすごいと思う。スターダムを出ていって、自分の力でいろんなチャンスをつかみ取ってきた姿を遠くから見ていたので、うれしかった。本当は自主興行で戦いたいって連絡をもらってたんです。でも、ケガしちゃってたし、かなわなかった…。だから、いつか一番いいタイミングで、リングの神様が引き合わせてくれるはず。リングはつながってるからね。
――改めて復帰戦へ
中野 仲間の力も借りてここから全力で調子を整えていきます。欠場してみんなに心配と迷惑をたくさんかけたので、今は練習生の気持ちで、一からまた頑張りたいと思ってます。たむロード第2章に期待してください!















