WWE悪のユニット「ダメージCTRL」のWWE女子王者イヨ・スカイ&〝明日の女帝〟アスカ&〝海賊王女〟カイリ・セインが、リーダーのベイリーを〝見殺し〟にした。
イヨは先週のスマックダウンでミチンを下し、王座防衛に成功。ベイリーは、アスカ&カイリがWWE女子タッグ王座を、自身はPLE「ロイヤル・ランブル(RR)」(27日=日本時間28日、フロリダ州タンパベイ)のRR戦を制し、祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)で女子世界王座取りをぶち上げていた。
だが、前WWE女子王者ビアンカ・ベレアがRR戦優勝でイヨからベルトを奪回すると宣言したため、12日(日本時間13日)のスマックダウン(ネブラスカ州リンカーン)では、イヨの指示でベイリーが一騎打ちでビアンカを「始末する」ことに。イヨ、アスカ、カイリ、ダコタの4人は、いつも通りベイリーと入場しセコンドとしてベイリーを鼓舞した。
ところが…イヨの様子がどうもおかしい。アスカとカイリは「両手を叩いてベイリー!」と叱咤の声を上げる中、腕を組んで動かない。ベイリーはビアンカの長髪をロープに巻きつける奇策からニーアタック。2発目をかわされて反撃を許し、場外でアルゼンチン式背骨折りの体勢から、鉄柱に叩きつけられた。リーダーの明らかなピンチだったが、セコンドのアスカらはダメージCTRLの常とう手段でもある介入の手には出ない。いつもならレフェリーを引きつけてビアンカを攻撃するところを、4人はそのままベイリーに声援を送るのみだった。
それでもベイリーはコーナーからのエルボードロップで逆転を狙う。さらにビアンカを場外に投げ捨てると、わざとらしく右ヒザを抱え負傷したフリをしてレフェリーを引きつけた。場外で大の字のビアンカをセコンドに襲わせようとしたのだが…イヨもアスカもカイリも援護せず、倒れたビアンカをしれっと見ているだけだ。まさかの展開に、ベイリーは4人を前にして不満げな表情。リングに戻ると丸め込みからスピアー、KODを浴びてビアンカに3カウントを奪われた。
イヨ、アスカ、カイリはベイリーを〝見殺し〟にした格好。バックステージではアスカとカイリの隣で、イヨが「ベイリーのアイデアだったんだから、ベイリーが自分で勝つべきだっただろ」と日本語でダコタに言い放った。
ここでベイリーが現れ「なんで、助けてくれなかったの?」とイヨらに問いただしたが、ダコタはレフェリーが見ていたから介入できなかったと説明。さらに「ダメージCTRL全員でベルトを巻くには、あなた一人でRR戦を勝ち抜かないといけないのよ。前を向きましょ、一人で頑張って」とRR戦でも援護しないことをほのめかされた。
昨年11月にアスカ&カイリが加入したことで、ベイリーと日本人同盟の間に不協和音が流れた。だが、ベイリーが献身的なアシストを続けて勝利に貢献し、アスカらと和解したはずだったが…。全員王者の目標を掲げたダメージCTRLで、再び不和が生じてしまった。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。













