統一WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(38)が、ハリウッドスターのドウェイン・ジョンソンことザ・ロック(51)からの挑戦状に〝回答〟した。

 ロックは1日のロウにサプライズ登場し、「ロック様は『ヘッド・オブ・ザ・テーブル』に座るべきか」とマイクアピール。「ヘッド・オブ・ザ・テーブル(首座)」とはレインズのことを指すだけに、絶対王者への対戦要求とみなされ、ロック vs レインズの世紀の一戦が急浮上した。

 世界中のプロレスファン、メディアが注目する中で、5日(日本時間6日)のスマックダウン(カナダ・バンクーバー)に王者レインズが登場した。会場入りした際にインタビュアーからロックの発言について直撃されると、突然「フハハハハッ!」と高笑いしながら、その場を立ち去った。

 絶対王者の代わりに、代理人の〝ワイズマン〟ことポール・ヘイマンがバックステージで〝回答〟した。「ロックがレインズを指名したのは、テーブルの首座に座りたがっているからだ。首座に座るには、ディナーに招待されなければならないが、ロックは招待されていないし、今後も招かれることはないだろう」と対戦を拒否した。

 さらに「ロックも他の凡人と一緒で、トップニュースへの近道を探しているだけ。この世界でバズるには2つしかなく、テイラー・スウィフトとデートするか、レインズに宣戦布告することだ」とばっさり。ロックの挑戦状は、NFLスターのトラヴィス・ケルシー(チーフス)が世界的歌姫テイラーとの交際で話題沸騰中なことと同じにすぎない…と米国人しかわかりそうもないたとえで罵倒した。

 メインではレインズへの挑戦権をかけて、AJスタイルズ vs LAナイト vs ランディ・オートンのトリプルスレット戦が行われ大激闘に。3人がリング上でダウンしたところで、テーマ曲「ヘッド・オブ・ザ・テーブル」が流れ、「ザ・ブラッドライン」のジミー・ウーソ、ソロ・シコア、ヘイマンを引き連れてレインズが乱入。ジミー、シコアと挑戦者候補3人に襲いかかり、ボコボコにしてしまった。

AJスタイルズ(手前)を場外に投げ飛ばすレインズ(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
AJスタイルズ(手前)を場外に投げ飛ばすレインズ(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 観衆からは「ロッキー! ロッキー!」とロック様に救援を願うチャントが上がったが、レインズは人さし指を掲げてからAJをパワーボム葬。ナイトはスーパーマンパンチ、スピアーで戦闘不能にすると、オートンはスピアーとシコアのサモアンスパイクの合体技でKOした。

 絶対王者の蛮行に激怒したニック・オールディスGMは、次回PLE「ロイヤル・ランブル」(27日=日本時間28日、フロリダ州タンパベイ)で王者レインズ対AJ対ナイト対オートンのフェイタル4WAY王座戦を決定。レインズは襲撃が裏目に出て、3人を相手に王座戦を戦うことになった。

 ロック戦どころか王座陥落の危機に、バックステージでは「みんな知りたがっている、誰もが知りたがっている」と言い、ベルトを差し出した。その上で「ワイズマン、なんとかしろ!」と怒りを抑えきれない。

 世紀の一戦はどうなるのか? 実現までまだまだ紆余曲折がありそうだ。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。