WWEの〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(43)が、〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデス(38)との決着戦で、激闘の末に無念のフォール負けを喫した。

「次のいけにえ」として指名したコーディには、再三にわたり毒霧を浴びせて遺恨を深めてきた。先週のロウで「物語を終わらせる」と宣言し、8日(日本時間9日)のロウ(オレゴン州ポートランド)ではコーディと遺恨決着戦。試合前にはバックステージでインタビューを受けるコーディを、背後から急襲。会場のフェンスに叩きつけると、コーディも応戦し乱闘をなった。

気合の表情でリングインした中邑(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
気合の表情でリングインした中邑(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 これを受け、メイン戦の中邑 vs コーディは反則OKのストリートファイト戦に変更。ゴングと同時に「コーディ! コーディ!」の大チャントが起きると、中邑は不服そうな表情でいきなり場外で激しい殴り合いだ。コーディのペットボトル攻撃を浴びて劣勢となるも、リング下からホウキを取り出して一撃。さらに竹刀でコーディの背中をぶっ叩いた。だが、ダブルニーをかわされ、こん身の竹刀攻撃を浴びた。

 中邑はふてぶてしい表情で観衆をあおりながら、コーディの顔を蹴り飛ばす。コーディも負けじとディザスターキックを打ち込み、リング下からテーブルを引っ張り出した。中邑はヌンチャクを振り回して反撃だ。コーディのイス攻撃にはレッドミストで対抗したものの、かわされてタイムキーパーに誤爆。哀れタイムキーパーは顔面真っ赤となり、激痛にのたうち回った。

 コーディが「ヘルプ!」と救助を求めた隙に、中邑はパイプイスでコーディをめった打ち。一気の攻勢に出たが、コーナーのイスに叩きつけられ、コーディのバイオニックエルボーの餌食となった。それでもコーディの体をテーブル上に載せて、コーナーからダイビングニーを敢行。テーブル葬に処したが、カウント2ではね返された。ならばと不敵な笑みを浮かべながら、2脚目のテーブルをコーナーに設置。必殺のキンシャサで再度のテーブル葬を狙った。ところがここでカウンターのスーパーキックを浴び、勢いがストップした。

コーディ(左)の竹刀攻撃に悶絶する中邑(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
コーディ(左)の竹刀攻撃に悶絶する中邑(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 中邑は執念でペディグリー、コーディカッターをしのぎ、クロスローズをかわしてスピンキックから再びキンシャサを発射。だが、これも寸前でかわされてテーブルに激突し、テーブルは真っ二つに…。まさかの〝逆テーブル葬〟からクロスローズを決められ、3カウントを奪われた。

 決着戦でフォール負けを喫した中邑だが、PLE「ロイヤル・ランブル(RR)」(27日=日本時間28日、フロリダ州タンパベイ)の時間差入場バトルロイヤル・男子RR戦に出場が決定している。2018年以来2度目のRR戦優勝を果たせば、祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)で最高峰王座に挑戦できる。中邑は自身の「X」(旧ツイッター)に「まだだ……」とポスト。〝キング・オブ・ストロングスタイル〟の「物語」を終わらせるつもりはない。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。