新日本プロレス4日の東京ドーム大会で、オカダ・カズチカ(36)がブライアン・ダニエルソン(42=AEW)とのスペシャルシングルマッチを制しリベンジに成功した。

 オカダは昨年6月の新日本・AEW合同興行(カナダ)で実現したブライアントとのドリームマッチで屈辱のギブアップ負け。雪辱を期してホームリングの年間最大興行での再戦に臨んだ。しかし前戦で右腕を骨折したブライアンからは「腕折り」を予告され、試合では徹底した右腕攻めに苦しめられた。

 ブサイクニーからルベルロック、さらに前戦でギブアップを奪われた変型ルベルロックに捕獲されるなど窮地の連続。しかし執念でロープに逃れると、腕十字固めを切り抜け痛む右腕でレインメーカーをさく裂させる。

 形勢が五分になってもブライアンの勢いは止まらない。ブサイクニーを浴びると、「イエス」の大合唱から追撃を狙われる。

 それでもオカダはこれをかわすと、高度な技の読み合いからドロップキックを発射。最後は変型ドライバーからレインメーカーで3カウントを奪ってみせた。

 世界最高峰の戦いを制し雪辱に成功したオカダは試合後のリング上ではブライアンと座礼で健闘をたたえ合った。

 バックステージでは「こうやって一つ貸しを返しただけだからね。これで終わるような、そんなさみしいプロレス界ではないと思うのでまた何回もやってほしいなと。どこでも胸を張れるカードだと思いますんで」と3度目の対戦にも意欲。「2024年1発目、素晴らしい戦いができたと思いますし、当たり前だけど当たり前じゃない、あの歓声に今日は救われた気がします。またいいスタート切れましたんで、プロレス界が盛り上がるように2024年もしっかりやっていきたいと思います」と、今年もプロレス界の主役としての使命感を燃やしていた。