新日本プロレス4日の東京ドーム大会で行われたNEVER無差別級王座戦は、挑戦者のタマ・トンガ(41)が鷹木信悟(41)を撃破し第42代王者に輝いた。

 昨年10月の米国・ラスベガス大会でベルトを奪われた前王者が、雪辱を果たした。鷹木のMADE IN JAPANにカウンターのガン・スタンを決めたタマは、ブラディサンデー、ラリアートと猛攻を仕掛けていく。しかしDSD(変型ドライバー)をウラカン・ラナで切り返されると、鷹木式ガン・スタンからMADE IN JAPANを浴び窮地に陥った。

 それでも鷹木の必殺技ラスト・オブ・ザ・ドラゴンだけは許さない。これを回避するとスタイルズクラッシュからガン・スタンを発射。これをカウント2で返し驚異の粘りを見せた鷹木を、最後はDSDで振り切った。

 王座奪回に成功したタマは「自分のキャリアにおいても魔法のような時を過ごしてきた。2か月前には3人目の子どもが生まれたが、家族と長く離れて日本で戦ってきた。そうすることで、日本が大好きなこと、日本で出会った人たちが大好きだと実感できた」と私生活を報告。その上で「このような経験をすると、自分もレスラーの子どもだったということを思い出す。そしてまた自分自身も子どもを置いて、妻に育児を任せてしまっている。父親の気持ち、母親の気持ちを考えて、一つ決めたことがある。新日本で戦うのはこれが最後のひと月だ。家族の近くで仕事を探そうと思っている」と、1月末で契約が満了する新日本マットを離脱し、米国に主戦場を移すことを宣言した。