女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(30)が、プロレス界の年間最大興行に最高の形でバトンを渡す。
来年1月4日東京ドームシティホール大会ではV3戦で朱里(34)を迎え撃つ。30日の調印式では「無事に29日の両国大会で復帰することができました。完治しているのかどうかで言えばしてないですが、リングに立って試合するのが楽しくて、岩谷麻優が生きる場所はリングだなって思いました」と前夜を振り返った。
11月の米ダラス大会のV2戦で右手小指を脱臼。1か月半の欠場を余儀なくされたが、8人タッグの復帰戦ではブランクを感じさせない動きを見せ、ムーンサルトプレスでフキゲンです★を沈めた。復帰3戦目でのタイトルマッチとなるが、闘志がみなぎっている。
朱里とはワールド王座戦で2度対戦し、1勝1敗。だが、今夏のシングルリーグ戦「5★STAR GP」で敗れたため、1勝2敗と負けが先行している。「正直、めちゃくちゃ怖い」と警戒心を強めながらも「この1・4で必ず防衛して2勝2敗に持ち込んで、次は勝ち越して、ドンドン上にいきたいと思います。時代なんてつくらせないし、このIWGPの時代は岩谷麻優がつくる」と語気を強めた。
当日はスターダムが午後1時開始で、午後4時30分からは隣の東京ドームで新日本プロレスが年間最大興行を開催。メインでは王者SANADA vs 内藤哲也のIWGP世界ヘビー級王座戦が行われる。岩谷は「ちゃんと防衛して、1・4の東京ドームにつなげたい」と誓った。
一方、挑戦者の朱里は「2023年、私はシングルのベルトに縁がありませんでした。2024年は動きます。IWGP女子ベルトを奪取し、海外でも新日本プロレスでも防衛戦をして、歴史をつくります。アントニオ猪木さんが巻いたIWGPの名がつくベルトを巻き、女子プロレス界のアントニオ猪木を目指す」ときっぱり。両雄は静かに火花を散らした。












