激動に見舞われた2023年の女子プロレス「スターダム」。だが、終わってみれば「プロレス大賞」女子プロレス大賞には前ワールド王者の中野たむが選出され、スターダム勢での同賞受賞は5年連続となった。20年度の女子プロ大賞・ジュリア(29)が、中野の受賞に思うことは――。
【ジュリア お騒がせ女の帰還2023(4)】
――今年はケガ人多発など団体もいろいろあった
ジュリア まあケガはね、タイミングとか運もあるから。これだけ同時に起きたのは、たまたま悪いものが重なった感じなのかな。もともとの原因はいろいろあると思うけど。やっぱり何でもうまくいき続けることってないじゃん。スターダムはこれがいい方向に変わっていけばいいし、今、確かに変わり始めようとしてるところ。
――12月から新体制となり変化が訪れた
ジュリア その結果が目に見えてくるのって、1年後か2年後、もしかしたらもっと時間がかかるかもしれない。その時に「この時期があったから」って言えると思うから。必ずここからスターダムは大きくなるんじゃないですかね。
――団体についていろいろ厳しいことを言ってきた
ジュリア 言うべきことは言った。あのままだと、いつか自分がいなくなった後、この団体ヤバいなって本当に思ったからね。自分がいた団体がすたれていく姿は見たくないよ。私が前にいた団体とはいろいろあって、思うことはいっぱいあったけど、結局どこかで活躍を祈っているところがあるんだよ。残された選手たちは必死でやってるわけだし。
――女子プロレス大賞は中野が初受賞した
ジュリア 広報スタッフさんから「12日(大賞選考委員会の日)に受賞の可能性があるから空けといてください」って言われてたんだよ。だからその日はスケジュール空けて、スマホを首からぶら下げてさぁ。でも、内心はウナギ(サヤカ)かな、と思っていたからあまり期待はしてなかったけど、出歩かないようにしていた。ところが、結局連絡こねーし…。待機させたんだから、ないならないで、結果を教えろってのよ。あとで誰になったか聞いたら「中野たむ」って。ジュリアかすりもしてないし、「ズコっ!」だよ(笑い)。まあ、中野たむでよかったかなって思うけどな。
――左ヒザ負傷の中野は10月から欠場中。ワールド王座も返上した
ジュリア アイツはマジで迷惑かけすぎだから。お前、チャンピオンであるにもかかわらず、ケガした途端にすべてをほっぽり出して姿を消すし。お前を信じてついて来た後輩の世話はどうした。(専門誌の)連載だって落として。だからね、マジで、復帰したらぶん殴らせろって感じだよ。私がボコボコにしてやるから、早く帰ってこい。あと…。
――まだあるのか…
ジュリア 私は「プロレスラーは強い」って思いたいんだよ。アイツは真逆で弱さをひけらかして同情をひこうとするタイプでしょ。今回の受賞インタビューを見たけど、そういうのが丸出しで…そんな受賞者が今までいたか? ああいうのが一番嫌いなんだよ!
――お、落ち着いてください
ジュリア …と、イライラしてたけど、まあいいや。ジュリアはひと晩寝れば切り替わるから。まあ、これも一つの形なんだなって、アイツらしい受賞の仕方でいいんじゃない。斬新っちゃ斬新だよね。
――今後は中野との「受賞者対決」が楽しみだ
ジュリア やっと中野たむもここまで来たかという感じ。オメーは何もかも遅いんだよ(笑い)。まあ、この私から赤をもぎ取りやがったんだから、女子プロレス大賞に選ばれて当然と言えば当然だな。でもさぁ、私が防衛を続けてたら、5★STAR覇者の(鈴季)すずと戦えた可能性もあった。優勝者のすずが不憫で。私が赤を取られたのが原因だから。本当に申し訳ない。自分が許せない。
――まだ言ってる…














