ソフトバンクの正木智也外野手(24)が19日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円ダウンの年俸1200万円でサインした。「右の大砲」開眼を期待された2年目の今季は、開幕スタメンの座をつかみながら出場わずか15試合。屈辱の26打数1安打、打率3分8厘に終わった。「メンタル面で勝負できなかった」と唇をかみ、球団からのダウン提示にも「すんなりサインさせてもらった」と表情一つ変えることはなかった。

 それでもこの冬に派遣された台湾ウインターリーグでは、17試合に出場して打率3割5分1厘、2本塁打、9打点をマーク。打率はリーグ3位の好成績だった。秋季キャンプでの動作解析によるアプローチから角度をつける構え方、打ち方を模索。それを12月の貴重な実戦の場で試し、大きな手応えを得た。ゆえに「ウインターリーグに参加させていただいた球団に感謝を伝えさせてもらった」という。来季に向けて「開幕スタメンを目指して、具体的な数字というよりも一年間一軍にい続けることが大事」と語った正木。大卒3年目は、文字通り勝負のシーズンとなる。(金額は推定)