〝プロレスリングマスター〟こと武藤敬司(60)が、11日に死去した木戸修さん(享年73)の思い出を語った。
木戸さんの訃報に武藤は「ご冥福をお祈りします。今年の春だったか、仕事の関係で奥様に会った時に『元気で毎日練習にも行っている』って聞いていたんだけど…。健康に気を使っていたようだったから驚きました」と視線を落とした。そして「まさに『いぶし銀』だったよな。木戸さんとシングルで対戦した時、最終局面でムーンサルトプレスにいく前のバックブリーカーをワキ固めで切り返されて負けちまったのをよく覚えているよ…」と目を細める。
その人となりを「知っての通りきれい好きでね。試合をしても髪の毛が一切乱れなかった」と説明する。1994年9月には化身のグレート・ムタも木戸さんと対戦。「その試合でムタが木戸さんに毒霧をかけたんだよ。そしたら木戸さん、怒っちまってさあ。それから3日間口きいてくれなかった。ムタが勝手にやったことで、俺は関係ねえのに…」と懐かしそうに話した。
木戸さんの最後の表舞台となったのが2020年2月に武藤がプロデュースした「プロレスリング・マスターズ」後楽園大会だ。師匠であるアントニオ猪木さんのデビュー60周年メモリアルセレモニーに参加した。そのいきさつを武藤は「実はその前から『マスターズに出てください』って話をしてたんだよ。でも『試合はできない』って断られていてね。だけどこの時は猪木さんが来てくれるっていうので『リングに上がるだけなら』っていうので来てくれたんだ」と明かし、故人をしのんだ。












