日本サッカー協会は7日、国際親善試合タイ戦(来年1月1日、国立)に臨むメンバー23人を発表した。

 今回は所属チームのリーグ戦が中断されないMF三笘薫(ブライトン)やMF久保建英(レアル・ソシエダード)、MF鎌田大地(ラツィオ)らの招集は見送られた。代わって、MF伊藤涼太郎(シントトロイデン)やGK野澤大志ブランドン(FC東京)ら新戦力が抜てきされた。

 今回の試合では選手だけでなく、コーチ陣も〝若手〟が登用された。ロールモデルコーチとして、内田篤人氏と中村憲剛氏が〝入閣〟を果たした。

 山本昌邦ナショナルチームダイレクターは2人の入閣について「育成年代のロールモデルコーチとしても活動しているし、内田篤人さんはサイドバックでCL(欧州チャンピオンズリーグ)ベスト4でプレーした、本当にトップトップを知る人材の一人。我々のコーチングスタッフにいまサイドバックの専門家がいないということもある。中村憲剛さんは育成年代、U―17代表を中心にやってもらってきているし、継続的なところと、彼らの外から見た目とチームの中に入っての、さまざまな彼らならではの特徴を、我々のコーチングスタッフと一緒になって日本全体の成長のために生かしたいということで、現場からの要望もあり、今回こういう形になった」と説明した。

 入閣を要請した森保一監督は「2人とも代表経験、トップトップの選手としての経験がある。代表の血の継承ということで、彼らが持っている経験を我々コーチ陣と一緒に選手たちに伝えてもらい、日本のために戦うというところ、そしてトップトップの選手になるための技術、ノウハウを選手たちに伝えてもらえればありがたい」と期待を寄せた。さらに「我々コーチングスタッフにとっても、彼らとのやり取りでまた選手へのアプローチの幅、戦術の幅を広げることについても、いいコミュニケーションが取れるのではないか。さらなるブラッシュアップのために、彼らも〝招集〟した」と現コーチ陣の指導面にもメリットがあることを強調した。

 2人はアジアカップには同行しない予定だが、日本サッカー界のレジェンドで人気者でもあるコンビの入閣は脚光を浴びそうだ。