巨人を自由契約となっていた中田翔内野手(34)の中日入りが決定。日本ハム、巨人に次ぐ3球団目となる新天地が決まった中田の去就をわが事のように喜んでいるのが西武・岡田雅利捕手(34)だ。

 大阪桐蔭高3年時には中田とバッテリーを組み、センバツでベスト8進出も果たしている〝元女房役〟。中田が日本ハムに在籍していた2021年までは、西武が札幌遠征をする度に頻繁に中田家に招待されては、同じ母校の同級生でもある中田夫人の手料理でもてなされていた気の置けない同級生だ。

 オプトアウトを行使して巨人を自由契約となっていた状況の中田とも連絡を取り合っていたという岡田だが、去就について「そこはボクが言える立場ではないし、聞かなかった。次が決まったらまた頑張ってやろうよという話はしていた」と一線を引きながら、同級生の決断を見守っていた。

大阪桐蔭時代は投手も務めた中田翔(2007年)
大阪桐蔭時代は投手も務めた中田翔(2007年)

 しかし、同じ一塁手の中島を先に獲得していた中日入りは意外だったようで「中島さんとポジションがかぶるじゃないですか。そこをどうするのか」と起用面を心配もしている。

 中田が何より悩んでいた家族の問題については「奥さんが、めちゃくちゃいい子なんで、どこに行っても周りとうまくやっていけると思う。高校の時からずっと変わっていない感じだし、ボクらからしたらマドンナ的な存在。野球部は近寄るな的な存在だった」と内助の功に太鼓判を押している。

 その上で「同じ34歳で正直どこまでできるのかという興味はある。やっぱり自分も含めてちょっと衰えてきているメンバーが多いじゃないですか。その中でジャイアンツでもまれて、どこまでできるのか。もちろん、自分に自信があって、試合に出たいという気持ちが強いから自由契約になったんだろうし。(試合で)見てみたいなというのが正直あります。力は絶対あるんで」ときっぱり。盟友の新たな門出にエールを送っていた。