米スポーツ専門局ESPN(電子版)が1日(日本時間2日)にエンゼルスからFAになった大谷翔平投手(29)の獲得をレッドソックス、メッツ、レンジャーズが見送った模様であると報じたことを受け、レッドソックスの地元紙ボストン・グローブ(電子版)は同日、「レッドソックスは今、他を見ているようだ。今オフのもう一人のトップFA、山本由伸投手(25)との契約は可能かもしれない」と伝えた。

 同紙は「レッドソックスが大谷の獲得から手を引くと報じられたが、その理由は現在のところ不明だ。しかし、投手陣が必要とされるチームが、25年まで登板出来ない大谷を獲得するために巨額の投資をしなければならないことと関係があるのは想像に難くない」と見解を述べた一方、2度目のMVPを受賞した今季の大谷の活躍をたたえた。
 
 そうなると、レッドソックスは次のターゲットとして山本にシフトしているというのが大方の意見になる。同紙は「レッドソックスがなぜ山本に興味を持つのか、その理由は簡単である」と、今季の成績と3年連続で沢村賞とMVPを受賞した実績を紹介した。

 ESPN(電子版)は「山本の価格は急騰している模様。複数の球団幹部は2億ドル(約294億円)が上限と話す。(その場合)オリックス・バファローズに支払うポスティング・フィーは3928万ドル(約57億7000万円)になる。ヤンキース、メッツ、ドジャース、レッドソックス、カブスが有力で、ジャイアンツ、ブルージェイズ、フィリーズも候補に挙がりそうだ」と状況を説明するとこう続けた。

「山本の魅力は否定できないし、彼をローテーションに加えたいと考えている大金持ちの球団がこれだけあるのだから、ヤンキースと3億2400万ドル(約476億円)で契約したゲリット・コールに次ぐ、投手として2番目に大きな契約になる可能性は十分にある」と付け加えた。