新日本プロレス1日の和歌山大会「ワールドタッグリーグ(WTL)」Aブロック公式戦で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVIL、高橋裕二郎(42)組が米国・AEWの「ゲイツ・オブ・アゴニー(G.O.A)」(トーア・リオナ&ビショップ・カーン)を拷問の館に引きずり込み、2勝目を挙げた。

 H.O.Tは直前の静岡大会(11月29日)で何とG.O.Tと電撃合体。ユニットの一員として迎え入れたため、この日の公式戦は同門対決となった。両チームがそろって入場し、このまま無気力試合が行われるのか…と思われたその矢先、H.O.Tは背後からG.O.Aの奇襲を受ける。加入からわずか2日後の造反により、EVIL組は先制を許してしまった。

 それでもセコンドの金丸義信、SHO、ディック東郷を介入させ、持ち前のラフ殺法で反撃に転じたEVILはマイクで「テメーなんて入れるわけねえだろ!」と減らず口を叩きつつストンピング。G.O.Aの合体技ヘブンズゲートをEVILが浴びると、場外から東郷がレフェリーの足を引き、カウントを妨害する。

 レフェリー不在となったリング上では、H.O.Tが反則三昧で猛反撃。SHOと金丸が急所攻撃を見舞い、裕二郎はカーンをケインで殴打していく。孤立したリオナには金丸のウイスキーミストからSHOがトーチャーツールで殴打すると、最後はEVIL(変型大外刈り)で沈めてみせた。

 裏切り者を制裁した裕二郎は「G.O.A、お前らがよ、H.O.Tに入れるわけねえだろ。なあ。身のほどを知れ。何でだか分かるか? H.O.Tはこの業界のトップだからだ。これマジ」と三くだり半。

 EVILも「ずいぶん調子に乗ってくれたな、オイ。お前らなんかな、最初から入れるわけねえんだよ、この野郎。お前らみたいなクズが調子に乗るんじゃねえぞ、バカ野郎。今日の勝ち点も、お前らが持ってる勝ち点も、どうせクソみたいなもんなんだからよ、俺らに寄こせ。分かったか、よく覚えとけ」と、理不尽にも勝ち点のはく奪まで要求するなど、言いたい放題だった。

 つい2日前まで「前々からこういうよ、強くてワールドワイドなヤツが欲しかったんだよ」と言っていたのに…。