第6回パリ五輪代表選考対象会として行われた全農カップ大阪大会初日(25日、大阪・Asueアリーナ大阪)では、選考ポイント2位の平野美宇(木下グループ)と同3位の伊藤美誠(スターツ)がともに準々決勝で敗退。順当に行けば26日の準決勝で対戦する予定だったものの、同日の5~8位決定戦で直接対決となった。

 2人のポイント差は大会前の段階で24・5点。逃げる平野と追う伊藤の戦いに注目が集まる中、試合は一方的な展開となった。平野は第1ゲーム(G)を11―8で先取すると、第2Gは9連続得点で圧倒した。第3、4Gも奪い、4―0でストレート勝ち。わずか1時間半で気持ちを切り替えた平野と、集中力が途切れた伊藤の差が露骨に現れてしまった。

 シ烈な戦いにファンからは「レベルが高い…」「選考スケジュールハード過ぎて」「パリ五輪、2枠とか厳しすぎ」「準決で見たかった」「全日本でドラマが待っている可能性もあるな」などの声が上がっている。

 26日は平野が5位~6位決定戦、伊藤が7~8決定戦に臨む。結果次第では平野と伊藤の差が最大54・5点差に広げる可能性もあるが、果たしてどうなるか。