〝炎の飛龍〟藤波辰爾(69)が、戦友・天龍源一郎(73)の闘病姿に刺激を受け、現役続行の意欲を燃えたぎらせた。

 17日に自ら率いるドラディションの後楽園大会で6人タッグ戦に出場。葛西純のラフ攻撃に対し、パイプイス攻撃を繰り出し反則負けを喫したが、その大立ち回りで健在ぶりを見せつけて大歓声を浴びた。

 そんな藤波の闘志をかきたてているのが天龍の存在だ。昨年9月に「環軸椎亜脱臼に伴う脊髄症・脊柱管狭窄症」のため入院。その後は敗血症性ショックや心臓の不具合で手術を受けるなどした。闘病を経て、天龍プロジェクト19日の後楽園大会に来場しファンにあいさつをする。

 病に立ち向かう姿に藤波は「僕自身も大きなケガとかして何度も復帰しているんだけど、立ち上がる姿を見せるのがレスラーですからね。うれしいですよ。昔戦った仲だから、闘病生活から戻ってくるというのは奮い立つものがある」と目を細めた。

 さらに自らの今後について「僕も12月(28日)で70歳。30代、40代、50代と勢いで来れたけど、70代は簡単にいかないだろうから。レスラーとしての強さを見せるのは70からだと思っていますよ」と拳を握った。衰えぬ飛龍の闘志から目が離せない。