新日本プロレス17日山形大会でタイチ(43)との争奪戦に臨むKOPW保持者・SHO(34)がルール提案会見を行った。
争奪戦は基本的に双方が試合ルールを提案し、ファン投票で多数を得た方が採用される。しかしSHOは「アイツにルールを提案する権利なんかない」と主張し、タイチもどんなルールでも受諾する姿勢を見せたため、保持者が全候補案を提案できるという異例の事態が発生した。
不敵な笑みを浮かべて会見場に現れたSHOは「ハウス・オブ・トーチャー」のメンバーがそれぞれ考案した4つのルールを提示した。まずはEVIL提案の「ランバージャック+ストラップマッチ」。これは通常のランバージャックデスマッチに加え、場外に転落した選手をセコンドがストラップで叩くことが許されるものだ。
続いてディック東郷提案の「東郷を含めた2VS1マッチ」。東郷にも試合権が与えられる、要するにハンディキャップマッチだ…。
高橋裕二郎の提案は「凶器番人マッチ」。凶器の使用を認めた上で裕二郎がそれを管理し、試合出場者に提供するというもので、間違いなく公平な分配にはならないだろう。
そして最後は金丸義信提案の「金丸義信レフェリーマッチ」。読んで字のごとく、金丸がレフェリーを務めるもので、当たり前だが公平なレフェリングは期待できない。全てが出揃うとSHOは「どれが選ばれても五分と五分、公平ないいルールよ」と胸を張った。
さらにSHOは、いずれのルールが選ばれた場合でも「敗者山形追放&禁止技マッチ」の条件が追加されると発表した。禁止技についてはタイチのブラックメフィスト、天翔十字鳳、デンジャラスバックドロップ、相撲殺法が対象。一方の自身はシューティングスタープレス、フェニックススプラッシュ、ダブルローテーションムーンサルトプレス、ロシア軍隊格闘術のシステマ殺法を禁止技に設定した。
タイチはいずれも得意技だが、SHOの禁止技はいずれも使用しているところを一度も見たことがなく、禁止の影響は皆無と見られる。リコシェ(現WWE)がかつて使用していたダブルローテーションムーンサルトプレスなんて、もはや奇跡レベルの超高難易度技だ。それでもSHOは「これで五分…いや何なら俺が不利になったやろ。これだけ俺の得意技禁止になっとるわけやからな。まあ負けねえけどな。俺がタイチなんかに負けるわけねえやろ」と、さも公平なルールであるかのようにのたまった。
投票は「X」の団体公式アカウントで11月15日10時から24時間限定で行われる。どれが選ばれても、タイチにとっては試練の山形決戦となりそうだ。












