WWEに電撃復帰した〝海賊姫〟カイリ・セイン(KAIRI)が、女子戦線に衝撃を呼んでいる。

 サウジアラビア決戦「クラウン・ジュエル」(4日=日本時間5日、リヤド)で、〝EST〟ビアンカ・ベレアの挑戦を受けたWWE女子王者イヨ・スカイ(紫雷イオ)の助っ人として登場。SFアニメの登場人物のようなジャンプスーツに身を包み、レフェリーの目を盗んでビアンカに攻撃を加え、イヨの勝利をアシストした。試合後もビアンカに暴行を加え、必殺のインセインエルボーも披露して強烈な存在感を放った。

 2020年7月にWWEマットを離脱し帰国。21年12月に退団して以来の復帰を果たしたが、日本国内では「無期限休業」に入ると発表されていた。10月のスターダムでの壮行試合から1か月たたない中での復帰だけに、大きなサプライズとなった。

「クラウン・ジュエル」を放送した「ABEMA」の日本語実況でも、元WWEで解説のフナキが突然現れたカイリを「ダコタ・カイか~」と言い、悪のユニット「ダメージCTRL」のメンバーと勘違いしたほど。しかもカイリの立ち位置も不気味そのものだ。フナキは「ダメージCTRLに新メンバーが現れたということですか」と実況したものの、場外にいた「ダメージCTRL」のリーダー、ベイリーはイヨとカイリがいたリングに上がらず戸惑いの表情。これを見たフナキも「ベイリーの顔色をうかがうと、ダメージCTRLではないんですかね?」と指摘した。

 カイリは自身のX(旧ツイッター)に「戻ってきたよ」とだけ記し、イヨもXにカイリとの2ショット写真と「おかえりなさい」と投稿した。これまでの王座戦後は「ダメージCTRL」ベイリー、ダコタとの写真や言及があったのだが…。
 
 さらにカイリは退団前に、〝明日の女帝〟アスカとの「カブキ・ウォリアーズ」でWWE女子タッグ王座を獲得するなど活躍。アスカとも盟友関係にあったが、女帝はイヨと敵対して激しい抗争を繰り広げてきた。カイリ、イヨ、アスカの関係はどうなるのか? 加えて「ダメージCTRL」の今後は? 〝海賊姫〟が女子戦線のキーパーソンに浮上した格好だ。