巨人の阿部慎之助監督(44)がナインに日本シリーズ観戦のススメだ。

 宮崎秋季キャンプ第1クール最終日となった3日、指揮官は投手練習前の円陣で訓示。日本シリーズ第5戦(2日、甲子園)で8回にオリックス3番手・宇田川が連続適時打を浴び涙を流しながら降板したシーンを例に出し、「(マウンドで)野手陣が励ましてたのか、『お前大丈夫だ』『お前は悪くない』『お前で勝ってきたじゃないか』みたいなことを言っているんじゃないかなと僕は想像した。ああやって野手からも言ってもらえるようなピッチャーになってほしいというのを言った」と力を込めた。
 
 WBCで侍ジャパンにも選ばれた宇田川は今季46試合で防御率1・77とチームの3連覇に貢献。安定した投球を見せていたが8回一死二、三塁から森下、大山に連続適時打を浴び2―4と逆転を許した。

 阿部監督は「技術はもちろんだけど、そういう言ってもらえる人間、選手になってほしい。ちゃらんぽらんのヤツには言わないでしょ。真剣に練習に取り組んで、本当にうまくなろうと思って日々、やってたりとか、という姿は絶対にみんなに見られているはず」と日頃の行動の大切さを説いた。

 キャンプで練習漬けの選手は宿舎では体力回復に努めているが、「ダイジェストでは見られないシーンってあるから。一杯飲みながらでも見てほしいなとは思うね」と最高の教材として勧めていた。