オリックスは30日、阪神との日本シリーズ2023第3戦(31日、甲子園)に向け、甲子園でナイター練習を行った。この日は打撃練習は行わず、シートノックなど守備練習を中心に約2時間汗を流した。

 先発する東晃平投手(23)はマウンドから約15球を投げ、状態を確認。「すごくキャッチャーまで近く感じたので、調子もいいのかなと思いましたし、球もよかったです」と振り返った。また、プロ初打席に立つことになるが「すごく楽しみで、1本打ちたいかなと思います。宮城のバット借りてやろうと思ってます」。

 本拠地・京セラドーム大阪での2戦を経て「1、2番(近本、中野)を出したらとても厄介だと思いましたし、足もあるので、そういった面でも出したくないなと思っています」と阪神打線の印象を明かした。

 対戦成績1勝1敗で迎える3連戦はアウェーでの戦いとなるが「楽しみもありますし、投げるときは(声援を)あんまり気にはしていないし、聞こえたりとかはあんまないんで、逆に自分の力にできたらなと思います」とキッパリ。

 さらに、日本Sで育成出身の先発投手が勝利となれば、球団史上初の快挙となる。「毎試合ごとに成長していると感じていますし、緩急であったり、全部の球種を操れるところが持ち味だと思っています。こうして投げられることがうれしいですし、大事な試合になると思うんで、しっかりチームで勝ちを持ってこられるようにしたいです」。

 今季は無傷の6連勝を達成し、CSファイナルステージでも5回無失点の好投を見せた〝育成の星〟がチームに流れを呼び込む。