中日・立浪和義監督(54)はセ・リーグの覇者・阪神をどう見ているのか。
ナゴヤ球場での29日の秋季練習後に取材対応した指揮官は「見ましたよ。(阪神・村上、オリックス・山本の)両投手いいので、まさかあんな展開になるとは思わなかった。野球はピッチャーだなというところで山本は調子のいい悪いがあったんでしょうけど、村上のコントロールというところはね。大事な場面でインコースもいけるし、あの辺は大きいですね」と阪神が8―0で快勝した日本シリーズ第1戦(28日、京セラ)について語った。
阪神には今季9勝15敗1分と大きく負け越した。タイガースの強さについて問われた立浪監督は「投手が相手に流れを渡さないというところが一番だと思います。そこに二遊間の守備の強化もありました。全体的に見て巨人やヤクルトみたいにすごく迫力があるってことはないんですけども、やっぱり1、2番は粘りもあるし、非常にいやらしい。クリーンアップが爆発的な数字を出したわけでもないですが、あれだけ(ペナントレースで)ダントツで走れたというのは機動力も含め、うちに足りない部分もいっぱいあるので、これだけ差がついていると思います」と分析した。
だが、来季こそはドラゴンズの飛躍につなげなければならない。「バッターも(打率が)2割4、5分でもその2割5分の1本がどこで出るか。そういうところを、うちのチームは特に追求しないといけないと思います。2割2、3分でも試合決めるところで打ってくれる選手って、すごく打ってるように思えるし、そういう選手が増えてこないと点も入らないと思います」。勝負強さが中日の最重要課題だということは、誰よりもわかっている。
中日は11月1日から20日までナゴヤ球場を中心にバンテリンドーム、熱田愛知時計120スタジアムも使用して秋季キャンプを行う。「投内連係や内外野の連係、重盗防止など今年、スキを突かれたことが多かったので、そういう意識づけも含めてやっていかないといけない。あとはシートでケースバッティングですよね」。実戦的な練習を重ねて、逆襲への足掛かりをつかむつもりだ。












