WWE女子王者のイヨ・スカイ(紫雷イオ)が、サウジアラビア決戦「クラウン・ジュエル」(11月4日=日本時間5日、リヤド)で前王者の〝EST〟ビアンカ・ベレアを相手に防衛戦を行うことが決定した。

 8月の「サマースラム」でトリプルスレット王座戦を制した新王者ビアンカに、MITB覇者としてキャッシュイン(挑戦権行使)し王座奪取。その後のスマックダウン(SD)では盟友ベイリー、ダコタ・カイとの「ダメージCTRL」でビアンカを背後からイスで襲い、左ヒザを負傷させ欠場に追い込んでいた。

 27日(日本時間28日)のSD(ウィスコンシン州ミルウォーキー)で、ビアンカがリングに登場。先週のSDでは、シャーロット・フレアーを下して防衛に成功したイヨが試合後も暴行を続けているところに現れ、女王様を救出していた。

 マイクを握ったビアンカは、2か月に及ぶ欠場中について「リハビリをし、痛みを乗り越えようとするうちに、体はどんどん強くなっていった。でも頭の中は、どうやってダメージCTRLに仕返しするか、そればかり考えていた」。生まれて初めて復讐心に駆られたと胸中を吐露した上で、「復讐のために、私は獣のようなトレーニングを積んだ」という。

 さらに、SDのニック・オールディスGMの提案で、「クラウン・ジュエル」でイヨのWWE女子王座に挑戦することが決まったと発表した。気合のESTは「ベイリーをはじめとするダメージCTRLのメンバー全員を始末するまで、私の復讐は終わらない。そして私のWWE女子王座を取り戻す!」と、再戦でイヨからベルトを奪い返し、ダメージCTRLを壊滅させることを誓った。

 これをバックステージで聞いていたイヨは表情を変えず、自身の「X」(旧ツイッター)では「もう一度、あんたを倒す」と記して返り討ちを宣告した。イヨのサウジ決戦出撃は、昨年11月の「クラウン・ジュエル」以来2度目になる。中東の地でも「イヨ時代」を証明できるか、注目だ。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。