WWE女子王者のイヨ・スカイ(紫雷イオ)が悪の連係をさく裂させ、〝女王様〟シャーロット・フレアーを撃破して王座防衛に成功した。

 7月にMITB覇者となり、8・5「サマースラム」で、王者アスカ vs ビアンカ・ベレア vs シャーロットのトリプルスレット王座戦を制したビアンカにキャッシュイン(挑戦権行使)。女子最高峰王座を奪うと、悪のユニット「ダメージCTRL」(ベイリー、イヨ、ダコタ・カイ)のアシストを受け、防衛を重ねてきた。

 20日(日本時間21日)のスマックダウン(テキサス州サンアントニオ)ではメインで、15度目の最高峰王座獲得を狙うシャーロットの挑戦を受けた。女王様からいきなり攻め込まれたが、イヨはドロップキックから場外のシャーロットにトぺ・スイシーダを浴びせた。すさまじい高さのスワンダイブ式ドロップキックも放ったが、場外でエプロンからのフランケンシュタイナーをキャッチされ、逆にエプロンに顔面を叩きつけられた。

場外でシャーロット(右)の猛攻に遭うイヨ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
場外でシャーロット(右)の猛攻に遭うイヨ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 逸女はコーナーからのサマーソルト式パワーボムで反撃。クロスフェースで締め上げるも、シャーロットは強引なジャーマンで王者を放り投げた。さらにフォールアウェースラム、エクスプロイダー、コーナーからのブロックバスターに逆エビ固めで猛烈ラッシュ。イヨはドロップキックから必殺のムーンサルト弾を放つが、ダウンしていた女王様が長い両脚を下から突き立ててカウンター。すかさず強烈なスピアーを見舞った。

 王者は完全にダウンしてピンフォール負け…の危機に場外のベイリーが介入。シレっと王者の右足をロープにかけると、レフェリーは反則行為に気づかず、3カウント寸前にロープブレークとなった。
 
 無法介入にシャーロットは激怒し、場外でベイリーをボコボコに。リングインしてトドメのスピアーを狙うが、イヨは混乱に乗じてダコタから渡されたベルトを抱え込んでいた。今度はダコタがレフェリーを引きつけると、女王様の放ったスピアーにイヨがベルトでカウンター攻撃。ベルトに自ら突っ込んだ形のシャーロットはダウンし、イヨがベルトを放り投げてて、3カウントを奪った。

空中戦でシャーロット(右)を攻めるイヨ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
空中戦でシャーロット(右)を攻めるイヨ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 またも「ダメージCTRL」の十八番、悪の連係が決まって王座防衛に成功。試合後も、イヨとベイリーはシャーロットに暴行を加えた。そこに前王者のビアンカが電撃登場。「サマースラム」で王者になるも1分35秒の史上最速で王座をイヨに奪われて以来の復帰で、イヨとベイリーを蹴散らしてシャーロットを救出した。

 イヨは自身の「X」(旧ツイッター)に、防衛を伝えるWWE公式Xの投稿を引用し「だから言ったろう!」「イヨ・スカイはWWE女子王座を防衛した」などと記した。今後はビアンカも王座奪回に動くだろうが「イヨ時代」はまだまだ続きそうだ。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。