DDT22日の後楽園大会で、新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(33)がアイアンマン王座を奪取した。

 ヒロムが姿を現したのは、セミで行われたEXTREME級王者・平田一喜とアイアンマンヘビーメタル級王者・正田壮史のダブルタイトル戦後だ。ジェンガやバスケットボール、乾杯、モノボケなど激闘を繰り広げた末に平田が2冠王者となったところに乱入。背後から平田をフォールして3カウントを奪取した。これで24時間365日レフェリーがいれば、誰でもどこでも挑戦できるアイアンマン王座は移動してヒロムがIWGPジュニアとの2冠王者となった。

 11月12日の東京・両国国技館大会で一騎打ちする平田にあいさつ代わりの不意打ちでベルトを奪ったヒロムは「アイアンマンが新日本プロレスに流出したぞ! やったあ。やった、やった…」とベルトを抱き抱える。続いてリング上で転げまわって悔しがる前王者に「ごめん、俺も正直取るはつもりなかった」と謝罪し、両国大会での試合のルールの説明を求めた。ところが当日のルール設定を任されている平田からは「まだ考えられてないんですよ。正田とのEXTREMEが決まっちゃったんだもん。ヒロムさんが楽しめる、お客さんも倍楽しめるルール考えますんで…」と先延ばしの回答。ヒロムも「今決めろ!」と詰め寄ったが、その圧力が強すぎて平田が「すぐ決められると思うなよ!」と逆ギレした挙げ句にパニック状態でリング上で転がり始めたため、ルールの決定は後日となった。

 その後、ヒロムは「なんか、取っちゃった…。これ、DDTで一番すごいベルトなんでしょ? じゃあ俺にふさわしいね」とベルトを見つめる。ルールについては「落ち着いて考えてください。また聞きに来るかもしれないですし。どんなルールでも構いませんよ」と大きな心を見せた。アイアンマン王座まで絡んだ2人のめちゃくちゃな戦いはどこへ向かうのか…。