ゼロワンの入間大会(15日、埼玉・青伸産業運輸特設リング)に珍客が現れた。
メイン終了後、客席かリングサイドに歩いてきたのは元極悪ユニット「猛毒隊」のシャーク土屋(53)だ。しかも、ゼロワン・工藤めぐみGM(54)のピンクのTシャツを着ている。会場が騒然とする中、おもむろにマイクをつかみ「工藤めぐみさんはいらっしゃいませんか? ちょっとお話があるんですが」と不気味なほど丁寧な言葉で呼びかけた。
本部席にいた工藤GMが困惑しながら前に立つと、リングに残っていたアジャコングが「何のご用でしょう?」と不快感をあらわにする。
土屋が「シャーク土屋は工藤めぐみのストーカーです。追っかけて、ここまで来ちゃったんで」と返答するや、アジャは「それは控室でやればいいんじゃない? 俺はレフェリーのせいで負けてイライラしてる。工藤さんの追っかけしているのはいいんだけど、また今度来てもらっていいかな?」と一蹴。すると土屋は「また改めてストーカーとして現れますので」と予告を残して会場を後にした。
FMW時代、女子のエースだった工藤の好敵手で、1997年4月に電流爆破デスマッチ形式で行われた工藤の引退試合(横浜アリーナ)では対戦相手を務めた。
土屋自身はその後、糖尿病の影響で右脚のヒザから下を切断。乳がんで右胸の全摘手術も受け、2016年11月のFMW―Eで引退セレモニーを行った。
だが、工藤の引退試合で敗れてから「勝ち逃げは許さない」とリベンジに執念を燃やし、20年4月の押忍プレミアム興行(新宿)では「押忍プレミアムパフォーマンス」と銘打たれた事実上のエキシビションマッチでの再会が実現。ハサミで工藤の髪を切り落とすと、チェーンで絞首刑に処すなどの蛮行を働き、パフォーマンス不成立となった。
引退試合から26年半。再び土屋との抗争が勃発した工藤GMに、現役復帰の可能性が浮上したのは確か。「さすがに高い壁だなと思います。土屋の熱意は伝わってくるんですが、かなえられるものと、かなえられないものがあるので…」としつつも「土屋がアジャ選手を巻き込んでアピールしてきたので、超花火プロレスの方で検討したいと思います」と含みを持たせた。
FMWマットで連日のように血みどろの抗争を繰り広げた工藤 vs 土屋は実現するのか注目だ。













