女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(30)が〝トラウマ〟を払拭する。
9日の愛知大会では無期限休業に入るKAIRIの壮行試合で高橋奈七永、KAIRIとトリオを結成。KAIRIの勝利をアシストした。一夜明け、新日本プロレスとスターダムの合同戦略発表会に出席した岩谷は「楽しすぎました。高橋奈七永と組むなんて一生なかったかもしれないので、こういう機会をつくってくれたKAIRIにも感謝。エモかったですね」と振り返った。
試合後はサプライズもあった。大先輩の高橋から、IWGP女子王座への挑戦を求められたのだ。「数年前は麻優のことなんて眼中になかっただろう、あの高橋奈七永から挑戦表明されて、やっと認めてもらえるような言葉をもらえたことがすごくうれしかった」と感激の面持ちを浮かべる。
唯一のシングルマッチはデビュー直後の2011年2月。当時はあまりの恐怖に、入場曲を聴いただけで涙を流したという。「すぐ怒るし、自分のことを会社に『辞めさせろ』って言ってたりもした。練習のときに奈七永さんの足音が聞こえるだけで、みんな『来たぞ!』っておびえてた。怖いもの以外の何ものでもなかった…」
あれから12年。当時の岩谷とは違う。スターダム内で唯一、団体管轄の全ベルトを獲得し、〝アイコン〟と呼ばれる存在になった。「奈七永さんに対応できるくらいに自分は成長したっていう自信もあるし、自分の力を試してみたい。そして倒したいです」と語気を強めた。
先日は海外マットでの防衛戦開催を宣言したばかりだが、「海外でもちゃんと防衛して、高橋奈七永と戦う日までベルトを持ち続ける!」。レジェンド狩りののろしを上げた。












