女子プロレス「スターダム」のAZMが、大号泣だ。

 21歳の誕生日を迎えた1日、東京・後楽園ホール大会では自身のデビュー10周年記念試合で岩谷麻優(30)とシングルマッチで激突。

 生え抜き同士の注目の一戦は、AZMがいきなり場外戦を仕掛けスタートした。激しい場外戦を繰り広げた末、2分6秒、両者リングアウトで試合が終了してしまった。だが、結果に納得のいかないAZMが再戦をアピールし、再び試合開始のゴングが鳴った。

 リングに戻るとAZMがあずみ寿司(変型ラ・マヒストラル)で秒殺を狙ったが、決まらず。今度は南側スタンドの階段を全力疾走で駆け上がり、入場ゲートの上から岩谷めがけてダイビングボディーアタックを投下した。

 その後はリングに戻っても攻撃の手を止めずくらいついたが、先輩の壁は高かった。最後は二段階式のドラゴンスープレックスでぶん投げられ、おきて破りのあずみ寿司で丸め込まれてしまった。

 試合後は岩谷から「AZMちゃん、10周年、誕生日おめでとう!」と祝福され、「すてきなすてきな一日になるはずが、勝っちゃってゴメン。10周年記念で勝ったのは悪いんだけど、これまでスターダムの歴史を一緒に引っ張ってきてくれてありがとう。これからも変わらず、スターダムの歴史を一緒につくり上げてください。AZMがいれば大丈夫」とメッセージを送られた。

バックステージでコメントするAZM
バックステージでコメントするAZM

 アイコンの言葉に涙を流したAZMは「なんかうれしくなっちゃって。本当にみんなありがとう。私はまた新しい目標ができた」と語ると、そのまま岩谷に詰め寄り「おい、岩谷麻優。このAZMがお前を超えてやる!」と宣戦布告だ。

 会場に集まった観客からもお祝いの歌が贈られ、AZMに笑顔が戻った。会場が和やかな空気に包まれた、その時だ。突然AZMと岩谷は覆面をかぶった3人組に襲われ、会場は騒然。覆面集団に担がれた岩谷に気がついたAZMも追いかけ、リングを後にした。