WWE・PLE「ファストレーン」(7日=日本時間8日、インディアナ州インディアナポリス)でのWWE女子王座奪回へ〝明日の女帝〟アスカが前哨戦を制した。

 5・27サウジアラビア決戦でビアンカ・ベレアを破って同王座を奪取したが、8・5「サマースラム」のトリプルスレット王座戦でビアンカにベルトを奪い返された。試合直後にMITB覇者のイヨ・スカイ(紫雷イオ)がキャッシュイン(挑戦権行使)し、ビアンカから王座を強奪。アスカは2週前のスマックダウン(SD)でイヨに挑んだが、〝女王様〟シャーロット・フレアーの介入もあって王座奪回はならなかった。

 ところが先週のSDではイヨの相棒ベイリーの早とちりもあって、「ファストレーン」で王者イヨ vs アスカ vs シャーロットのトリプルスレット王座戦が決定。6日(日本時間7日)のSD(ミズーリ州セントルイスではアスカがシャーロットと組み、王者イヨ&ベイリーの「ダメージCTRL」と前哨タッグ対決した。

 まずは王者がスピーディーな動きでシャーロットを翻弄。女王様は回転式バックブリーカーで反撃すると、交代したアスカがエンジン全開だ。シャーロットの父リック・フレアーばりに「Wooooo!」と奇声を上げながら、イヨに水平チョップ。何と12連発だ。さらにイヨとベイリーの連係が乱れると、コーナーに上がりミサイルキックを見舞い、2人まとめて吹っ飛ばした。

 アスカはエプロンでイヨのスライディングキック、リング内でベイリーのブレーンバスターを浴びて劣勢に。イヨにはボディーシザーズの体勢で捕らえられ、何と耳をかまれた。だが、女帝はイヨの顔面にエルボーを連打すると、コーナーのベイリーにも一発。続けて強烈なキックをイヨの顔に叩き込んだ。

 イヨの掌底アッパーをくらうも、ボディーへのミドルキックで王者を豪快にダウンさせた。王者組は、イヨがコーナーに上がったアスカ、シャーロットにベイリーまで3人まとめてパワーボムで投げる離れ業。挑戦者組はシャーロットのビッグブーツがアスカを誤爆する場面もあったが、ベイリーもシャーロットに蹴られてイヨを突き飛ばしてしまう。最後は女王様がナチュラルセレクションでベイリーから3カウントを奪い、挑戦者組が前哨戦を制した。

 場外のアスカはシャーロットに笑みを浮かべながら、鋭い視線を送った。試合後、アスカは自身の「X」(旧ツイッター)にシャーロットとの2ショット写真を投稿。2020年12月に女王様とのコンビでWWE女子タッグ王座を獲得した際の一枚とみられるが、何やら意味深だ。

 トリプルスレット戦では、アスカが直接王者イヨを仕留めなくてもシャーロットからフォールもしくはタップを奪えば、王座を奪回できる。それだけに、女帝はどうシャーロットと共闘するのか? 勝利へのカギとなりそうだ。