一周忌を迎えた〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さんの追悼興行として開催された1日(日本時間2日)の米AEW「レッスルドリーム」(ワシントン州シアトル)で、クリス・ジェリコ、ケニー・オメガ、飯伏幸太が豪華トリオを結成し、ウィル・オスプレイ、竹下幸之介、サミー・ゲバラ組と対戦した。
試合はケニーとオスプレイの先発でスタート。お互いを知り尽くす2人は、高度な技の読み合いからスピーディーな攻防を展開した。次第に6選手がヒートアップし、飯伏組がリング上を占拠。すると飯伏、ケニー、ジェリコは猪木さんの代名詞だった「1、2、3、ダーッ!」と声をそろえて叫び、場外の敵軍へ同時発射のプランチャを発射。会場のボルテージは早くも最高潮に達した。
その後、両軍が一進一退の攻防を繰り広げる中、、再び見せ場をつくったのが飯伏組だ。飯伏とケニーのゴールデン☆ラヴァーズが、あうんの呼吸で場外のオスプレイと竹下にムーンサルトアタックを決めると、ジェリコは2段目ロープを踏み台にしたムーンサルトプレスをゲバラに決める。
もちろん、オスプレイ組も負けていない。オスプレイと竹下がコーナーのジェリコに合体のビッグブーツを決め、3人がかりでジェリコに集中砲火を浴びせる。
ここで飯伏の表情が一変。突然、〝覚醒モード〟に入り、オスプレイとゲバラをナックル一発でKO。竹下と激しいエルボー合戦を展開した。
だが、試合はまさかの結末を迎える。ジェリコがウォール・オブ・ジェリコ(逆エビ固め)をゲバラに仕掛けたところで、オスプレイ組のセコンドに就いていたドン・キャリスがレフェリーの目を盗み試合に介入。バットで殴打されたジェリコがKOされ、そのままゲバラに3カウントを奪われた。
試合後もジェリコは倒れたままで、心配した飯伏がすぐに駆け寄った。予想外の幕切れに会場は騒然となったものの、世界のプロレスファンが最高峰の夢の競演に酔いしれた。












