エンゼルスの大谷翔平投手(29)は今季44本塁打でメジャーでは日本勢初となる本塁打王に輝いた。打率はリーグ4位の打率3割4厘で95打点、20盗塁。投げても登板23試合で132回を投げ10勝、167奪三振、防御率3・14の好成績。ア・リーグのMVP最有力候補で、史上初となる2度目の満票受賞が実現するかに注目が集まっている。
そんな中で米メディア「ヤードバーカー」は1日(日本時間2日)、大谷がMVPに選ばれたら「信じられないような歴史的快挙となる」と指摘した。「これまでのMVPに選ばれた選手のシーズン終了までの最多欠場試合記録はチームメイトのマイク・トラウトが2019年に記録した19試合だったため、歴史に名を刻むことになる」というのだ。
大谷は8月23日のレッズとのダブルヘッダー第1試合で先発した際に2回途中で緊急降板し、その後の検査で「右ヒジ内側側副靭帯損傷」が判明。その後も打者での出場を続けていたが、9月4日のオリオールズ戦前の打撃練習時に右脇腹を痛め、同16日に負傷者リスト入り。今季中のプレーを断念し、19日には右ヒジ手術を受けるなどラスト25試合に欠場した。
ただ、大谷は今季135試合に出場している。過去のMVP受賞者では1980年に打率3割9分で首位打者に輝き、ロイヤルズの地区優勝にも貢献したジョージ・ブレットは2度の故障離脱で117試合の出場にとどまり、7度の受賞歴がある通算762本塁打のバリー・ボンズも45本塁打、90打点、打率3割4分1厘の03年は出場130試合だった。
大谷が長期欠場のままシーズンを終えたといっても今季の活躍が色褪せることはなく、同メディアも「投打で卓越した彼の信じられないような能力は、我々がこれまで見たことのないもの。彼は球界最大のショーで、現代のベーブ・ルースは時代を超越したシーズンを送った」と二刀流右腕のMVPには異論なしのようだ。











