完全復活だ。国内女子ゴルフの今季メジャー第3戦「日本女子オープン選手権」最終日(1日、福井・芦原GC=パー72)、首位から出た原英莉花(24=NIPPON EXPRESSホールディングス)が1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で回り、通算15アンダーで3年ぶり2度目の大会制覇を果たした。

 初制覇を達成した2020年大会はコロナ禍の影響で無観客開催だった。今回は大勢のギャラリーから祝福された原は「うれしい気持ちでいっぱいです。本当に、たくさんの方に応援していただけて自分は幸せ」と感慨もひとしお。通算5勝のうち3勝がメジャーと大舞台で強さを発揮し「(理由は)分からないです。でも、気持ちを強く、メジャーを取りたいとずっと思ってプレーしているので、それが良かったのかな」と自己分析した。

 5月には腰の手術を受け、今大会は復帰後8戦目。「どん底を経験して、常に何事も前向きにとらえられるようになりました。寝ているより、予選落ちでも戦っているほうがかっこいいんじゃないかと思って、前向きにプレーしていたのが一日一日つながったかな」と苦難の日々を振り返った。原にとっては、今回の優勝も通過点。この先のさらなる活躍へ向けて「自分を信じて技術を磨いていって、目の前のコースと一歩一歩戦っていきたい」と意気込んだ。