ソフトバンクが30日の日本ハム戦(ペイペイ)に3―2で逆転サヨナラ勝ち。CSを争う3球団はいずれも勝利し、3位・楽天との1ゲーム差、4位・ロッテとの1・5ゲーム差は変わらなかった。

 厳しい試合展開からの大きな白星となった。1点を追いかける9回、相手守護神の田中正義投手から主砲・柳田悠岐が同点に追いつく起死回生の21号同点ソロを放つ。

 さらに一死から、中村晃が試合を決める一発を放った。低めの直球を捉えて、打球は大歓声とともに右翼スタンドへ。「なんとか勝ちたいという思いだけ打席に立ちました。ずっと(昨季までのチームメートでもある)正義に抑えられていたので、やり返せたらと思っていた。最高の結果になって良かったです」と笑みを浮かべた。

 体調不良により16日に「特例2023」で登録抹消されていた。復帰後はヒットが出ておらず、ちょうど20打席目での一打が劇的なサヨナラアーチなった。お立ち台では「やっと打ったな…という感じです」と率直な思いを口にした。

 残りは5試合。激戦は続く。「本当は優勝争いしないといけないんですけど、日本一になる可能性がまだ残っていますので、その可能性にかけてみんなで頑張っていきたいと思います。(2位で)福岡でCSができるように、まずは頑張っていきたいと思います」と力強く締めくくった。