新日本プロレス24日の神戸ワールド記念ホール大会で、辻陽太(30)との初防衛戦に臨むIWGP・USヘビー級王者のウィル・オスプレイ(30)が、次なるドリームマッチの構想を明かした。唯我独尊の王者はUS王座の〝UK化〟を改めて主張。その一方で今年に入り世界中でビッグネームを撃破しており、残る大物としてブライアン・ダニエルソン(AEW)との対戦を熱望する。その理由とは――。

 初防衛戦で辻を迎え撃つオスプレイは「彼は『新日本を世界一の団体にする』と言っているので、これはテストだ。俺にとってはただの1試合だが、辻にとっては重要な一戦になると思う」とニヤリ。上から目線で絶対の自信をのぞかせた。

 8月から英国の国旗が刻まれた新ベルトを勝手に使用するなど、暴君ぶりはとどまることを知らない。「俺が持っているからこそ、このベルトに価値があるんだ。世界一のレスラーである英国人の俺が持っているんだから、会社も正式に『UK王座』に改めるべきだと思っている」と言い放つ。

 6月の米AEWとの合同興行(カナダ)でケニー・オメガからベルトを奪取すると、今夏のG1公式戦ではオカダ・カズチカに勝利。G1後は母国の英国で鷹木信悟、さらに〝サッカーの聖地〟ウェンブリースタジアムでのAEWメガイベントでクリス・ジェリコを撃破し、世界中で名声を高めた。

「海外での試合も含めて、すべては新日本所属のウィル・オスプレイとして戦っている。まるで子供だった22歳の時に新日本に来て、今は大人になった。日本で戦う時間は永遠かもしれないし、明日までかもしれないけど、俺には一番盛り上がる試合をする責任があると自覚している」

 さらに17日のノア後楽園大会では、憧れの丸藤正道からも勝利を収めた。鷹木、ジェリコ、丸藤相手にはいずれもベルトをかけていない。防衛ロードとは別路線で次々と夢対決を実現させてきたオスプレイは「あと1人相手が残っている。ブライアン・ダニエルソンだ。この7年間、ブライアンが世界一のレスラーと呼ばれていて、俺もリスペクトもしている。だけど、今は俺が世界のベストだしそれを証明したい」と、新たな標的を口にした。

 AEWとの合同興行では、メインイベントでブライアンがオカダに勝利。オスプレイは結果的に同大会の主役を譲った格好だが「あの大会でどの試合が一番盛り上がった? オスプレイ対ケニーだったろ? 確かにブライアンは腕を骨折しながらもオカダに勝った。とてもタフだと思うけど、逆に言えばケガをしやすい。俺が戦えば簡単に勝つ自信がある」と不敵に宣戦布告した。

 もちろんまずは神戸決戦が最優先。〝UK王者〟オスプレイの快進撃はまだまだ止まらない。