新日本プロレス17日の福岡大会で、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)の鷹木信悟(40)がグレート―O―カーンからのユナイテッド・エンパイア(UE)移籍勧誘に最終返答した。

 鷹木は24日神戸大会でオーカーンとのシングル戦に臨む。決戦を前にオーカーンからはユニット脱退を勧められ、連合帝国の「日本人枠」が空いているとして移籍の勧誘を受けた。これに対し鷹木は手渡されたUEのTシャツを破ることができず、本紙の取材には「100%ないとは言い切れない話」と迷える胸中を明かしていた。

 この日の大会では8人タッグ戦でUEと激突。辻陽太がカラム・ニューマンをジーンブラスター(スピアー)で沈めLIJに凱歌が上がると、鷹木は試合後のリング上にオーカーンを招き入れた。
「お前たちからUE入りの勧誘を受けてたな…俺もしっかり考えたよ。今日! 俺の考えを言おうじゃないか。オーカーン、これが! 俺の出した答えだ!」と言うと同時に、鷹木はUEのTシャツを着用する。これにはオーカーンもにっこり。…と思われたのもつかの間、リングに上がってきたオーカーンが握手を求めてきたその瞬間、鷹木はTシャツをビリビリに破り捨てた。

 人生を通じてフラれることは新日本内の誰よりも慣れているはずのオーカーンだが「鷹木、許さんぞ…鷹木ぃ~!」と泣きそうな顔で恨み言を連発するから女々しいったらありゃしない。それをあざ笑うかのように鷹木も「オーカーン、忘れもんだ」と破れたTシャツを投げつけ退場をうながした。

 LIJ離脱も浮上していた鷹木だったが、これにて一件落着。とはいえオーカーンとの遺恨はさらに深まり、神戸決戦には不穏な気配が漂ってきた。