あと一つ、白星が遠い。
巨人の山崎伊織投手(24)が20日の阪神戦(甲子園)に先発登板した。6回97球を投じ6安打2失点と粘投。勝ち投手の権利を持って降板も、中継ぎが粘り切れずチームは4―3と逆転負けを喫した。現在9勝で自身初の2桁勝利目前も、またも勝ちを逃した。
1点をリードして迎えた2回だった。一死二、三塁のピンチを招くと坂本の遊ゴロの間に三走・大山が生還。同点を許すと3回には無死三塁から2番・中野に左前打を浴び、試合をひっくり返された。それでもその後は崩れることなく力投。スコアボードに0を刻み、粘り強く仲間の援護を待った。
7回の攻撃に先頭・丸が今季18号ソロで同点に追いつくと、一死三塁で代打・梶谷が二塁への打球が本塁への野選となり勝ち越しに成功。それとともに勝ち投手の権利が復活した山崎伊は「いつも2回、3回に点を与えてしまっていることは反省します。なんとか最少失点には抑えることができた。野手の皆さんには攻守で助けられ感謝しています」と逆転を喜んだ。だが8回に3番手・菊地が二死から走者を出すと踏ん張り切れず2失点。逆転を許し、山崎伊の白星はまたも消えることとなった。
力投を見せながらも9勝の8月12日から5戦連続で足踏みを続ける右腕。このままのローテーションでいくとあと1試合の登板はまわってくるはずだが…。歓喜の10勝目とすることはできるか。











