粘り強さで一枚上回った。巨人が17日のヤクルト戦(東京ドーム)に3―2でサヨナラ勝利。ルーキー・門脇誠内野手(22)の劇的一打で勝負を決めた。
2―2の同点で迎えた9回。相手守護神・清水から先頭の岡田が中前打で出塁すると、吉川がきっちり犠打を決めて一死二塁とチャンスメーク。その後に二死一、二塁と好機が拡大したところで門脇が打席に入った。
この日はここまで3打数無安打1四球と快音が響いていなかった門脇だったが、サヨナラの場面で迎えた5打席目では粘り強さを発揮。カウント1―2と追い込まれてから6球ファウルで粘ると、最後は10球目・146キロの直球を力強くはじき返し、打球は中堅へ。二走・岡田が激走し本塁生還を果たすと、勝利の立役者はチームメートから手荒い祝福を浴びた。
門脇は「チャンスだからといって強引にいくのではなくて、いつも通りにいきました。(サヨナラ打は)あまり記憶がないので初めてかもしれない。本当にうれしかったですね」と喜びをかみしめると、原監督も「やっぱり気持ちが強いですね。ルーキーとは言え、非常にジャイアンツのいろんな選手たちもね、見習う点があると思いますね」と手放しに褒めたたえた。
負けられない戦いをものにした原巨人。ルーキーの成長が勝負の決め手となった。












