阪神が14日の巨人戦(甲子園)を4―3で振り切り、18年ぶり6度目となる「アレ」改め「優勝」を決めた。球団最速の優勝日だった2003年9月15日を1日更新するスピードVとなった。岡田彰布監督(65)は超満員の本拠地で行われた「優勝監督インタビュー」で喜びを語った。

 ――18年ぶりの優勝を本拠地・甲子園で決めた

 岡田監督 いや、あの~明日から広島行くのでね。何とか甲子園で絶対に決めようと。みんなでそういう気持ちでいたので。

 ――最終回をどんな気持ちで試合を迎えた

 岡田監督 難しいね。局面は分かっていたので、1点(差)でも勝ちは勝ちなんで。安心して岩崎をみていました。

 ――今季最長のチーム11連勝

 岡田監督 勝負は9月ってずっと言い続けたんですけど、まさかこんな強くなるとは思ってなかったので。ちょっと勝ち過ぎましたね。でも、みんなが選手が力をつけて、これはもう選手のおかげだと思います。

 ――岡田監督が掲げた守りの野球。まずは投手陣について

 岡田監督 最初は西勇と青柳でいっぱい勝てると思ったんですけどね。なかなか勝てなかったですね(笑い)。まぁ、あの~(西勇と青柳のほうをむいて2人に)ちょっと帽子取っといて! さすがに勝負の8月からちゃんと帳尻を合わせてくれて。それはさすがだと思っていますけど。若い村上とか、大竹ね。本当によく頑張った。そういう意味でみんながカバーして、先発もそうですけど、やっぱりブルペン陣がね。みんながすごいんですよ。みんなが力あるんで。だから、あの~ねえ、誰を出しても勝っているゲームは常に(誰か)いてくれると。まだ「JFK」まではいかないですけどね。

 ――打線はどこからでも点を取れる

 岡田監督 打つほうは開幕からあまり打順を変えないで。この打順ならば、点取れるかなあと思って、それでスタートしたんですけど。まあ、優勝の瞬間までこの打順で行けたということは、やっぱりみんなが適材適所というか、役割をね、みんなが仕事をしたと。そういうことで。数字はそんなに良くないですけど(チームの)得点とか、いろんな意味で数字を塗り替えているんで。そのへんは野手もちゃんと役割を果たしてね。でもまだまだね、もっとみんな力つけてうまくなっていくと思いますよ。

 ――監督から見て優勝までの道のりは

 岡田監督 (聞きとれず)え? なんて? 道のり? あんまり苦しい時期もなかったですね。本当、4月、5月と力つけていくかなあと思ったら、それで5月にすごい連勝があったんで。その結果が8月からの9月の成績と思っていますけど、個々の選手はね、まだまだ若いし、伸びる要素が十分と思うでね。また来年から楽しみですね。
 ――「アレ」が実現。まだあのお言葉を聞いていない。ファンも聞きたい!

 岡田監督 まさかここまでね、すごい人気じゃないけど、ここまで浸透するとは思ってなかったんでねえ。まあ一応、今日で「アレ」は封印して。みんなで「優勝」をね、分かち合いたいと思います。

 ――選手、関係者、スタッフにはどんな言葉を

 岡田監督 去年の9月だったんですけど、監督要請を受けたのは。ちょうど1年になるんですけど、まさかこんなに早く18年も優勝から遠ざかっているチームをねえ、今この日を迎えるとは思っていなかったので。これはやっぱりフロントを含めてみんなの力が結集した結果なんで、またみんなで喜びを皆さんと一緒に分かち合えたらね。最高と思いますね。

 ――日本一、ポストシーズンに向けて

 岡田監督 「アレ」は達成しましたけど、次のステージですね。クライマックスもありますけど、そこも乗り切って。まあ当然、みんな分かっている思うんですけど(シーズンを)1位でね、通過したといのは、負けられないと思うしね。日本で一番、最後まで試合をできるように。あの~ねえ…「アレ」を決めたのは(リーグ)優勝までだったんでねえ、日本シリーズまでは決めていないですよ。言葉をね…。まあ、もしなんかいい言葉があったら、また教えてほしいと思う。

 ――ファンへ

 岡田監督 まだ通過点ですけど、今まで開幕から今年はなんかすごい人が甲子園に足を運んでくれたみたいなんで。本当にありがとうございました!