泥沼にはまり込んで抜け出せない。広島は12日のヤクルト戦(神宮)に1―2で逆転負けした。先発・玉村は4回を8安打されながらも2失点の粘投。後続の投手陣も無失点でリレーしたが、打線がつながらず、チームは5連敗を喫した。
深刻なのが打線だ。この日も2回に坂倉が12号ソロを放った後は、何度も得点機を演出したが得点を挙げられなかった。それでも新井貴浩監督は「各打者しっかりとらえていた打球も多かった。あともうひと押しというところだった」と話した。
これで連敗中の5試合はすべて1得点。そんな中で、なかなか調子が上がらないのが8日の阪神戦から復帰した秋山翔吾外野手(35)だ。右ふくらはぎ痛で離脱する前は2割8分2厘だった打率が、12日現在は2割7分4厘にまで下がった。復帰後は11打数無安打と快音が響かない。
秋山は「先頭で(打席に)立っている以上は勢いをつけるような打席だったり、出塁してチャンスをと思っている。何とかしたい」と必死で前を向く。今年の躍進を支えた立役者の一人でもある秋山の復調はチームにとっても欠かせない。
この日は2位を争うDeNA、4位・巨人がそろって敗れたため、3ゲーム差、4・5差のまま。つながらない打線に指揮官は「どうしたらつながっていくのか、采配、そしてその起用を私がしっかり考えたいと(思う)」と危機感をにじませている。












