新日本プロレス10日の千葉・東金大会で永田裕志(55)、海野翔太(26)、マスター・ワト(26)組と鈴木みのる(55)、成田蓮(25)、エル・デスペラード組の「7番勝負」が開戦。初戦は30分フルタイムドローに終わった。

 新日本では異例の6人タッグ戦の7番勝負。初戦を地元・東金で迎えた永田は、25分過ぎから宿敵・みのると一歩も引かない意地の張り合いを展開した。

 永田が串刺しブーツからダブルスープレックスを発射。みのるのPKを浴びながらも立ち上がると、アームブリーカーからナガタロックⅡに捕獲する。さらにスタンドに戻ると、激しいエルボー、張り手合戦を繰り広げる。

3人がかりでいたぶられる永田裕司(中)
3人がかりでいたぶられる永田裕司(中)

 試合時間残り1分の場内アナウンスが響き渡っても、張り手合戦は終わらない。終了間際に永田がエクスプロイダーをさく裂させたが、カバーに入ろうとしたところで時間切れのゴングが鳴らされた。

 死力を尽くしたリング上でマイクを握った永田は「また今年も(東金大会で)勝てなかった…。だけど永田裕志はまだまだ生きてます。限られたプロレス人生、まだまだ生きていく所存です。より強くなってまたこの東金アリーナに帰ってきます」とアピール。最後は「1、2、3、ゼア!」の大合唱で大会を締めくくった。

 昨年から全日本プロレスを主戦場に移していた永田は「新日本に戻ってきて最初のシリーズ、7番勝負、まあ、勝ちたかったですね。地元・東金でこれを皮切りに全勝する予定ではあったんですが」と悔しさをあらわに。

 それでも30分の激闘を戦い抜いたことで自信にもつながった。「まだこのリングで戦う、いや戦っていかなきゃいけないというメッセージはファンの皆さんに伝わったんじゃないかと思います。俺はまだまだ行けるな、周りが言うほど年寄りじゃないなと」と豪語し、残り6戦の必勝を誓っていた。