阪神・西勇輝投手が5日の中日戦(バンテリン)に先発登板し、7回8安打無四死球2失点。安定感が際立つ投球で、今季6勝目となる白星をマークした。

 ゲームは初回に打線から3点の援護をプレゼントされる〝楽々展開〟。だが、キャリア15年のベテラン右腕は「ああいう展開が一番難しい。『絶対勝てる』『抑えて当たり前』っていう雰囲気の中のピッチングが一番難しい」と、兜の緒を締めてマウンドに臨んだと試合後に振り返った。

 8―2で勝利を飾ったチームはこれで4連勝。マジック14と悲願のアレへまた一歩、確実に前進した。「自身の白星は? 関係ない。自分ではなくチームが勝てばそれで十分。リズムを持ってくることだけを考えて投げた。それを(捕手の坂本)誠志郎がうまく引き出してくれた」と振り返った背番号16。自身のキャリア初となるペナントレース制覇へ、強い思いと決意を口にした。