阪神は5日の中日戦(バンテリン)を8―2で圧勝し、4連勝を飾った。
 この日はヤクルト戦(3日、神宮)で右脇腹に死球を受けた不動の1番・近本がベンチ外。〝戦力ダウン〟で試合に臨んだが、代わりに「1番・中堅」に入ったドラフト1位・森下が、初回に幸先よく左前打で突破口を開くと、あとは中日の先発・涌井に襲い掛かるのみだった。

 続く2番・中野の右中間突破の適時打三塁打で先制に成功すると、涌井の乱調につけこみ、2死球と敵二塁手・村松の適時失策で初回から一気に3得点。さらに2番手・上田にも5本の長短打と2つの死球を絡めて3、4回で5得点。序盤で8―1と勝負を決めた。

 この大量援護をバックに先発・西勇も尻上がりに調子を上げ、7回8安打2失点。6月27日以来の今季6勝目をマークした。

 岡田彰布監督(65)も「もう勝ち越したら1点ずつでええわけやから。目標のあるチームとないチームというのは、とにかくリードをしておけばなぁ…。そんなに反発力もないやんから」と、最下位・中日との地力の違いをまざまざと見せつけた快勝。コメントにも余裕を漂わせて、球場を後にした。