WWE女子王者イヨ・スカイ(紫雷イオ)の前に、〝最強挑戦者〟が登場した。

 8月5日のWWE「サマースラム」でMITBの挑戦権利を使い王座奪取。先週のスマックダウン(SD)では、シングル戦2連敗中のゼリーナ・ベガを相手に、防衛に成功した。悪のユニット「ダメージCTRL」のベイリーが「イヨ時代到来」を告げる中、今週のSD(ペンシルベニア州ハーシー)で王者はベイリーのセコンドとして出陣した。

 因縁のショッツィと一騎打ちしたベイリーは、巧みな試合運びで攻め込み、コーナーから強烈なエルボードロップ。だが、2発目をかわされると、場外に落とされてトぺ・スイシーダを浴びた。さらにブレーンバスター、セントーンで追い込まれると、イヨが介入。コーナーに上がったショッツィの気を引き、ベイリーがリングに転落させた。

 続けて、イヨにWWE女子ベルトを渡すように指示した。凶器として使いたいようだが、ここで〝女王様〟シャーロット・フレアーが登場。イヨはベルトを手に襲いかかったが、女王様のビックブーツをくらって吹っ飛んだ。続けて場外バリケードに叩きつけられ、ダウンしてしまった。

 シャーロットはレフェリーの隙を突きリング上のベイリーにもエルボーを叩き込んだが、最後はベイリーがショッツィに変型DDTを決められ3カウントを奪われた。これにより次週SDではイヨ&ベイリーVSシャーロット&ショッツィのタッグマッチが決定した。

 シャーロットが試合に介入した理由は明白だ。先月に米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」のインタビューに応じた女王様は、父リック・フレアーとジョン・シナが持つ最高峰王座戴冠記録「16」について「私が記録を破る」と断言。現在、世界王座戴冠14回のシャーロットには十分射程圏だけに、イヨのWWE女子王座を標的としたのは間違いない。

 怒り心頭のベイリーもバックステージで「シャーロットはベルトを見ると、欲しくなるのよ。王座はどこ? あそこにあるわ、行かせてって」とシャーロット介入の意味を解説。左ヒザから出血したイヨを見て「バンドエイド、取ってこないと」とインタビュアーを小ばかにしたが、イヨは「準備はできてるよ」とシャーロットとのタッグ戦に気合を入れ直した。

 イヨとシャーロットは7月SDでのシングル戦で名勝負を展開。果たして逸女が、記録更新を狙う女王様を迎え撃つことになるのか注目だ。