それでも注目度はケタ外れだ。MLB公式サイトは28日(日本時間29日)、今オフのFAランキング・トップ10を選出。エンゼルス・大谷翔平投手(29)が1位に輝いた。

 大谷は右肘内側側副靭帯を損傷。今季は投手としてマウンドに立つことはできなくなったが、セカンドオピニオンなどを経て、今後の治療方針が決まるまで打者としての出場は継続させている。

 場合によっては2度目のトミー・ジョン手術に踏み切る可能性もあるとはいえ、同サイトは1位に選出した大谷について「今年のフリーエージェント市場でトップであることは間違いない」と断言。その上で同記事を執筆したマーク・フェインサンド記者は「いつオオタニがマウンドに復帰するかはまだわからないが」と前置きしながらも「彼の凄まじ過ぎるプロフィールを見ても、オオタニより1歳年上のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が昨年9年3億6000万ドル(約528億円)で契約したことと比較すれば、10年4億ドル(約588億円)台の契約が結ばれるはずだ。契約金5億ドル(約735億ドル)を超えそうで、遅くとも2025年までには再び投げるだろうと多くの人が予想している」と続けた。

 また、大谷がフィットする可能性のあるチームとしてドジャース、ジャイアンツ、マリナーズ、現在所属するエンゼルスも挙げられている。 

 2位はカブスのコディ・ベリンジャー外野手(28)、3位にブルージェイズのマット・チャップマン内野手(30)、4位にはパドレスのブレイク・スネル投手(30)、5位がパドレスのジョシュ・ヘイダー投手(29)。6位はドジャースのフリオ・ウリアス投手(27)、7位にフィリーズのアーロン・ノラ投手(30)、8位にはドジャースのエドゥアルド・ロドリゲス投手(27)、9位がエンゼルスのルーカス・ジオリト投手(29)、10位にはレンジャーズのジョーダン・モンゴメリー投手(30)がそれぞれランクインしている。

 そして「ボーナス(番外)」として、同サイトは今オフにポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍が有力視されているオリックス・山本由伸投手(25)をピックアップ。「ヤマモトは今オフ、オリックス・バファローズからポスティングされる見込みで、フリーエージェント市場にまた魅力的な投手が加わることになる」と解説。

 そして「この25歳は過去2年、パ・リーグMVPと沢村賞(日本版サイ・ヤング賞)の両方を受賞しており、スカウトたちは10年近く前にヤンキースでマサヒロ・タナカが成し遂げたように大リーグのローテーションの1番か2番の座に即座に飛び込むことができると考えている。もし入団が決まれば、ヤマモトはこのランキングのトップ5、場合によってはトップ3に躍り出るだろう」と紹介している。