ノアのシングルリーグ戦「N―1 VICTORY」27日川崎大会のAブロック最終公式戦で、拳王(38)がGHCヘビー級王者のジェイク・リー(34)から5勝目をあげ優勝決定戦(9月3日、大阪)進出を決めた。

 ここまで4勝2分けの勝ち点10で首位を走るジェイクとの天王山は、壮絶な意地の張り合いとなった。打撃の応酬からハイキックで崩れ落ちた拳王だったが、その目は死んでいなかった。FBS(串刺しビッグブーツ)にカウンターのハイキックを叩き込み、一発で形勢逆転に成功する。

 千載一遇のチャンスに拳王はP.F.S(フットスタンプ)を投下。これをカウント2で返すジェイクを、最後は炎輪(ムーンサルトダブルニーアタック)で振り切った。

ジェイク・リー(下)をP.F.Sで仕留めた拳王
ジェイク・リー(下)をP.F.Sで仕留めた拳王

 今年1月のノア参戦から無敗を誇っていたジェイクに土をつけての逆転突破。前身のグローバル・リーグ戦を含め4年ぶり3度目の優勝に王手をかけた拳王は「勝ったぞ! そして、1回も負けてないと偉そうに言っていたジェイク・リーを俺が倒したぞ。GHCのチャンピオンに勝ったんだ。この勢いで、頂点まで行くぞ」と高らかに宣言した。

 もう一方のBブロックはメイン終了時点で潮崎豪と征矢学が勝ち点9で並び、かつ直接対決も引き分けているという珍しい事態に。全試合終了後に代表者決定戦が行われることとなっていた。拳王は「まだ対戦相手が決まってないみたいだな。潮崎にも借りはあるけど、俺的には征矢と戦いたいな」と金剛時代の盟友との対戦を熱望していたが、願いはかなわず。ダブルヘッダーで征矢を撃破した潮崎との優勝決定戦が決定した。