第105回全国高校野球選手権大会の決勝が23日に甲子園で行われ、昨夏の王者・仙台育英(宮城)は2―8で慶応(神奈川)に敗れ、連覇はならなかった。

 試合開始直後から慶応の大声援に聖地が揺れ、完全にアウェー空間だった仙台育英。初回に先制ソロを被弾し、5回には5失点を喫した。それでも須江航監督(40)は「応援にのまれたとは感じなかった」と断言。プライドを保ち、前大会覇者の風格を示した。

 さらに慶応の優勝インタビューでは何度もコメントに拍手を送った須江監督をはじめ、仙台育英ナイン。「選手たちには『グッドルーザーであれ』と伝えていた。その通りにしてくれた。そんな選手たちを誇りに思います」と笑顔を見せた。