元プロ野球選手の清原和博氏(56)が次男の慶応・勝児内野手(2年)の歓喜の優勝を見届けた。

 第105回全国高校野球選手権大会で優勝した慶応に清原氏は「おめでとうございます。力としては仙台育英が上ではないかと分析していたのですが、初回から慶応の応援がものすごく、さすがの仙台育英も押され気味でした。仙台育英は守るべきものがあり、慶応は青コーナー、チャレンジャーとして精神的には優位だったのかもしれません」と分析し「長髪、自由なエンジョイ野球の優勝で、僕にとっても野球観が変わる思いがしました」と感心した。

 勝児は9回、先頭で代打で打席に立つと、田中から四球を選んで出塁。代走を告げられてベンチに戻る際には大きな拍手が送られた。今大会は3試合に代打出場。無安打に終わったが、ベンチからサポートし、歓喜を分かち合った。
 
 そんな姿に「優勝の喜びもまたスタメンで出られなかった悔しさもあるでしょう。まだ野球人生は終わっていないし、しばらくゆっくりと高校生らしい生活を送った後、どこかで線を引いて、次の目標に向かってほしい」とねぎらい「私の息子であり、注目され、試合に出なくても取材を毎日受ける苦しさもあったと思います。しかしきちんと対応して立派に育ってくれたなと感じました。褒めてあげたいです」と父親の心境をのぞかせた。

 PL学園時代の1983年と85年に優勝した清原氏。全5試合すべてを生観戦し〝親子V〟を達成した。