第105回全国高校野球選手権大会の決勝を控え、連覇を狙う仙台育英(宮城)は22日に西宮市内のグラウンドで最後の調整を行った。

 23日の決戦は慶応(神奈川)との対戦。その印象を須江航監督(40)は「勢いだけじゃなくて真に実力もありますし、知性が高いチームなので、瞬間の判断がすごくいい。当たり前かもしれないですけど、一番強いチームが勝ち上がってきたなって思います」と語った。

 慶応とはセンバツでも激突。延長10回の末に2―1で仙台育英が勝利した。そしてまた決戦での戦い。この縁には「森林さんとまた甲子園で戦えたら幸せですね、なんて。初戦じゃなくて決勝戦でやれたら夢みたいですねみたいな話をしてそれが現実になってるので。本当にわくわくしますね」と笑顔を見せた。

 ここまで、初戦の浦和学院(埼玉)戦は19得点で乱打戦を制し、聖光学院(福島)戦では終盤勝負に勝利。履正社(大阪)戦は競り勝ち、花巻東(岩手)戦では最終回の猛追に甲子園独特の雰囲気を体感した。準決勝の神村学園(鹿児島)戦では逆転勝ちを収めるなどいろいろな戦い方で勝ち上がってきた。指揮官は「僕らが2年連続決勝に進出できたのは奇跡みたいな話なので。この奇跡みたいな瞬間を楽しもうと。とびきりの笑顔でやってくれたら。準備はもうしっかりできましたから。結果はあとからついてくる」とこれまでを振り返り、うなずいた。