連覇に王手をかけた。第105回全国高校野球選手権大会(甲子園)は21日に準決勝が行われ、第1試合は仙台育英(宮城)が神村学園(鹿児島)を6―2で下して、2年連続の決勝進出を決めた。

 1―1で迎えた3回に、4番・斎藤陽のセーフティースクイズが決まって勝ち越しに成功。さらに6番・鈴木の豪快な中越え2ランが飛び出すなど4得点で主導権を握った。打線が2回途中からリリーフ登板した相手の左腕エース・黒木の抜けたスライダーを狙い打って攻略。今大会2本目の一発となった鈴木は「低めのスライダーは振らないことを徹底していた。チームで共有したことを実践できるのが育英の強み」と胸を張った。

 ついに連覇まであと1勝。須江監督は「疲れています。去年よりも研究されている。情報が出回ってる分、包囲されている感じです」と疲労感をのぞかせつつ、この日も「2度目の初優勝を目指す」と、勝って兜の緒を締めた。