阪神は16日の広島戦(マツダスタジアム)に5―3で競り勝ち、ついに優勝マジック29が点灯。前夜のカード第1戦に敗れ連勝が10でストップしたばかりだったが、質量豊富なブルペン陣を前面に押し出した戦いぶりで、タイトなゲームをものにした。

 2回に5安打を手中し4―1と3点のリードを奪うことに成功した猛虎だが、その後はジリジリと広島打線に追い上げられる苦しい展開。先発の大竹は4―3と1点差に詰め寄られた6回二死一塁の時点で降板したが、2番手左腕・桐敷が火消しに成功。岩貞―岩崎と3枚のサウスポーリレーで、左の好打者が揃う新井鯉の反攻をシャットアウトした。

 試合後の岡田監督は106試合目にして点灯したマジックについて問われても「まあ、まだまだそら全然関係ないよ。そこまでまだ先は見えてないからな。俺たちはひとつずつ勝っていくだけよ」と淡々。6、7回と複数イニングをまたぎ、ゲームの流れを変える好リリーフを披露した桐敷を「間隔も空いてたしな。なんかずっといいピッチングしてくれてるよな。ハマってるよな」と称賛した。