岸田文雄首相は11日に〝夏休み〟に入った。この間に、来月に予定される内閣改造と自民党役員人事プランなどを練るとみられる。
永田町関係者によると岸田首相はこの日、地方出張を予定していたが、台風の影響で取りやめ、裕子夫人と東京・丸の内の書店で、村上春樹氏の最新小説「街とその不確かな壁」など10冊ほどを購入した後、公邸に戻ったという。
「読書で英気を養う夏休みでしょう。今後のスケジュールは、15日に日本武道館で開かれる全国戦没者追悼集会に出席、16日に自民党幹部らとのゴルフを予定しています」(永田町関係者)
昨年の内閣改造から1年となった10日に岸田首相は、視察先の富山県で9月に行う予定の内閣改造と自民党役員人事について報道陣に質問された際、「スケジュールは今、何も決まっていない」とした上で「適材適所で考えたい」と述べるにとどめている。
自民党関係者の間では、処遇が注目されるのは茂木敏充幹事長ともう1人、7月に自民党女性局の団長として今井絵理子参院議員らとフランスを視察した際、エッフェル塔前で観光旅行のような写真を自身のSNSでアップし、大炎上した松川るい参院議員だという。
「茂木幹事長の続投は根強くある一方で、小渕優子氏との交代もあるのではないかと言われていますね。松川氏はフランス視察前まで『女性活躍担当相として初入閣』と言われていた。岸田総裁がフランス視察騒動の影響をどう判断するか。政権浮揚につながらないと判断した場合、初入閣はお預けでしょう」と自民党議員秘書は指摘した。
閣僚らのスキャンダルが出るたび、野党側から任命責任が問われる岸田首相。人事手腕が問われている。












